円高なのに「株高」!トヨタの想定レートは106円!輸出企業への影響は?…考察足りない「日経モーニングプラス」

ヒルズ黙示録―検証・ライブドア
0225 2021 0707位のBS-テレ東。「日経モーニングプラスプラスFT」。相変わらず、考察が足りない。日本の株式投資家は外国情勢に疎い。天明アナウンサーによると、106円よりも少し円高で為替は動いている。

会社四季報「2021年1集 新春」(東洋経済)を参照。日本は輸出企業で持つ。すなわち、トヨタ自の今期想定レートは、106円だ。ぎりぎり。なお同社は1円高くなると、400億円の影響がある。

コマツは想定レートが106*1円。パナソニックが106円。スズキが106円。他方、日本郵船が104*91円。日揮が105円。ワークマンが107*17円。

つまり輸出が厳しくて、日本企業は業績回復するのか?それで「株高」?株式投資家は冷静か?不勉強か?根拠が乏しい株式投資は米国の株高に煽られているのでは?米国の「ロビンフッド」を冷静に考える必要がある。冷静さを株式投資家は常に肝に銘じるべき。なぜなら株式を購入することは、会社経営に参入するのと同値だから。

当たり前だが、長期投資を前提にする債権主(機関投資家)は、短期売買をする株式投資家(個人投資家)と対立するケースが多い。今回の株高で、そこがポイントでないか?一義的に民法典によると、債権主が株主の権利を上回る。当然だろう!会社に対してカネを貸しているのだから。

債権主は、カネができたら借金の償還に当てろと言う。もちろん、配当金よりも上回る。当然だろう。会社の法務部や顧問弁護士に聞くまでもないが。…筆記済み、0225 2021 0749(日本時間)。
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